お世話になりました

甲府市で開催されました、古楽フェスティヴァル<山梨>で楽器を展示してきました。

4年ぶりです。

30回を超える長い歴史のあるイヴェントです。

理解あるスポンサーや大勢のヴォランティアなどに支えられ今日まで続いています。

ライヴハウス「桜座」と藤村記念館で気持ちよく展示をさせていただきました。

ありがとうございました。

 

今回は新モデル2種を含む7モデルを携えて参加しました。

一つは1720年代フランスのノース(Naust)工房のモデルで、

トラヴェルソが3ピースから4ピースへ移行した初期の楽器です。

ピッチはa=398Hzと415Hzの替管の2種類。

ガボン産のエボニーに人工象牙を取り付けました。

もう一つは17世紀後半フランスのリシュー(Lissieu)モデルです。

珍しい2ピースの楽器で次の時代へとつなっがるような外観をのデザインを持ちながら内径は古い時代の特徴を持っています。

オリジナルはa=460~466Hzです。実用的なピッチを採用し440Hzで製作しました。


ルネサンス・フルート新モデル

ルネサンス・フルートの新しいモデル(ラフィ・モデル)を製作しました。
クロード・ラフィ(Claude Rafi)は16世紀前半にフランスのリヨンで活動したという記録が残っている製作家です。
今回製作したモデルのオリジナルはブリュッセルのコンセルヴァトワール所蔵の楽器です。
オリジナルピッチはa=385Hz。オリジナルピッチとa=392Hzの替え管を製作しました。
オリジナルは継ぎ目無しですが、使用上の利便性を考慮して2本継ぎで製作し、替え管もご用意しました。
これまで製作してきたRauchモデルよりも肉厚で特に低音の響きが豊かです。



写真:上から、Rafiモデルオリジナルピッチ(下管のみ)、Rafi392替え管付き、Rauchモデル(a=440Hz)

象牙製サムホールリングの取り付け


ステインが施されたツゲ製のアルトリコーダー
長年使用しているとどうしても摩耗してしまいます


斜めから見たところ


特殊な工具で象牙をはめるための穴(溝)を掘ります
取り付ける部分と元の指穴の中心がずれないような工夫がされています


取り付ける象牙を削ります


削った象牙をはめて接着します


徐々に穴を広げていきます


指穴は内側へいくにつれて広がっている(アンダーカットといいます)ので、
その壁と段差ができないように気をつけます


外側を整形し表面を磨きます



内側にライトを入れてチェックします
最後に音程のチェックをして出来上がりです
 


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木管楽器製作 中川隆

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