お世話になりました
甲府市で開催されました、古楽フェスティヴァル<山梨>で楽器を展示してきました。
4年ぶりです。
30回を超える長い歴史のあるイヴェントです。
理解あるスポンサーや大勢のヴォランティアなどに支えられ今日まで続いています。
ライヴハウス「桜座」と藤村記念館で気持ちよく展示をさせていただきました。
ありがとうございました。
今回は新モデル2種を含む7モデルを携えて参加しました。
一つは1720年代フランスのノース(Naust)工房のモデルで、
トラヴェルソが3ピースから4ピースへ移行した初期の楽器です。
ピッチはa=398Hzと415Hzの替管の2種類。
ガボン産のエボニーに人工象牙を取り付けました。
もう一つは17世紀後半フランスのリシュー(Lissieu)モデルです。
珍しい2ピースの楽器で次の時代へとつなっがるような外観をのデザインを持ちながら内径は古い時代の特徴を持っています。
オリジナルはa=460~466Hzです。実用的なピッチを採用し440Hzで製作しました。
- 2019.05.06 Monday
- イベント
- 16:28
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- by 木管楽器製作 中川隆