象牙製サムホールリングの取り付け

ステインが施されたツゲ製のアルトリコーダー
長年使用しているとどうしても摩耗してしまいます

斜めから見たところ

特殊な工具で象牙をはめるための穴(溝)を掘ります
取り付ける部分と元の指穴の中心がずれないような工夫がされています

取り付ける象牙を削ります

削った象牙をはめて接着します

徐々に穴を広げていきます

指穴は内側へいくにつれて広がっている(アンダーカットといいます)ので、
その壁と段差ができないように気をつけます

外側を整形し表面を磨きます

内側にライトを入れてチェックします
最後に音程のチェックをして出来上がりです
- 2014.11.11 Tuesday
- 作業風景
- 17:43
- -
- -
- -
- -
- by 木管楽器製作 中川隆